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書き直しました Doppler感想!

今日はイベントの感想です。


まず初めに昨晩一度文章を書いたのですが、酔いが回っていて非常に乱文になっていたため書き直しさせていただきました。
失礼いたしました~
なお、内容自体はそれほど変わっていません。


ことにPATOSで行われたDopplerというイベントに、友人のダンサーkickが出演するということで観に行ってまいりました。
私はこういう舞台などの感想を言うときは、自分のことは棚にあげまくってまず褒めません。
特に友人が出ていればなおさらです。
何故なら自分が逆の立場の場合、半端に「よかったよー」と褒められるよりもちゃんと思ったことを真剣に熱く言ってもらった方が気持ちいいからです。
でも不愉快な気持ちになる方もいるかもしれませんので、そういうのが苦手な方はこの先は見ない方がいいかも・・・




では、いきますよ。




イベント自体は「試みは面白いけどもう一歩」という感じでした。



PATOSの会場内に入ると、珍しいコの字型の客席の作り方と空間内の装飾にワクワクしました。
ですが、気になったのが床の質感。
PATOSのフロアがそのままだったので、それが自分的には空間に入りこむことを邪魔されるような感覚になりました。
床も装飾とマッチしていた方が、個人的には洗練された空間になってかっこいいと思いました。
あくまでも個人的な感想です。



最初はピアノのhajimeさんという方と、昔から色々とお世話になっている茂呂剛伸さん、そして我らがkickの作品でした。
まずhajimeさんとkickの絡みでしたが、これは何だかあまりハマっていなかったように感じました。
kickはどこか「作品を作ろう」としているところがあって、持ち味が薄れているように感じました。
それにピアノの音とのシンクロ率があまり高くなかったように感じました。

kickは優れたダンサーではありますが、ああいった世界観における表現者としては空間支配力、表現力、顔面力、眼力などがまだ高くないと思うのです。
しかし、彼が舞台をさる間際に見せた呼吸や後半の空中技の際に発していた声、あれは良かったですね。
ああいう踊りのテクニックや身体能力ではない、人間そのものとしての表現をもっともっと見てみたいです。
上手いダンサーや身体能力の高いダンサーなんて世界にはゴロゴロいるのです。
でも上手い・凄い=感動には繋がらないと思うのです、少なくとも私はそうです。
彼ならそれができるはず。凄いだけじゃなくもっと様々な情感を感じさせてほしい。
今回はその片鱗が少しだけ見れた気がしました。

このことは本人にも少し伝えましたが、これは愛ゆえの発言ですからね。
愛のない苦言は私は好きじゃありません。

まぁ彼はしっかり自分のことを理解しているので、こういうのは間違いなく余計なお世話なんですけどね。
あはー。



続いて茂呂さんが登場し、hajimeさんとのセッション。
こちらも前半はシンクロ感をあまり感じずに、少しモヤモヤしました。
後半になってようやくシンクロしてきたように感じまして、盛り上がってきたところでkickが再登場。
できればkickにはここで最初から全開で行って欲しかった。
走って登場していきなりぶわぁ!みたいな。

けどそこで一呼吸おいてからMAXに上げていったので、自分の盛り上がってきていた気持ちも一呼吸置いてしまいました。
最後はみんなまとめてきたけど、うーん、個人的にはメーターが振り切れるまでいかなかったというか。
でも良かったですけどね。

もちろん見る人によっては最初からシンクロしていたのかもしれません。
感じ方は人それぞれ、だから「生」って面白いんですよね。
皆さんもそうだと思いますが、結構上手いかどうかはよくわからないしどうでもよくて、面白いかどうか、好きか嫌いか、わくわくするかしないかが大事ですよね。

私としては個々の仕事はしっかりしていたけど、全体のシンクロ度がもう一歩に感じた、という訳です。
3人のシンクロが自分の気持ちとシンクロしなかっただけのことかもしれませんね。



次はギターの方とパーカッションの方とライブペイントだったのですが、ギターの山木さんという方のブルースっぽい楽曲は半端なかったです。
あれは座っていることが苦痛でした、立ち上がって全身で音を浴びたかったです。
(かといって変に目立つのが嫌だから立ったりはしなかったけど)
本当に良かったです。気持ちよかった~。
ただ、後半の音色は爽やかで個人的には少し飽きてしまいました。
彼のあの泥臭いファンキーさは凄い好きです。
爽やかではないブルースっぽいステージを見ることができるのであれば、またお金を出して見に行きたいなと思いました。


ライブペイントについては私は前からライブペイントという行為自体にいろいろと思う気持ちがありまして、
昨日書いた文章を見直したらグチャグチャでひどかったです~。見てしまった方、ホントすいません。


自分は昔、ライブペイントというものを知らない時にドッペルさんという方のライブペイントを見て、描いている絵の大きさにおったまげたことがあるのですが。
当時は非常に面白い試みだと思いました。
実際にライブペイント好きだったし。
ただ、それがどんどん普及されるにつれて、雑さが気になっていきました。


現在よく行われているライブペイントというのはショーケースよりも、空間装飾の要素が強いと思います。
長い時間をかけて、一つの空間が様変わりしていくという行為。
なので空間との調和であったり、関係性が重要になってくると思います。
これは実は非常に難しいことなのだと。

私があまり好きじゃないのが、クラブなどで空いているスペースで絵を描かせること。
これは絵をあまりにも雑に扱いすぎだと思います。
どこで、どのような見せ方で、どのような演出で、どのような人にライブペイントしてもらうか。
ちゃんと考えないと、絵描きがただの酒のつまみみたいになってしまいます。


と話がそれてしまいましたが・・・
今回は空間装飾ではなく、ショーケースに近い見せ方でした。
あの見せ方は、はっきりいって酷だと思いました。
たぶん自分が考えすぎなのでしょうが・・・


舞台上というのは恐ろしい・・・
舞台の上ではさらし者になるのです・・・


昔まだ未熟だったころは「人前で踊れて気持ちいい!」みたいに単純に考えていましたが。
お客さんを拘束し、お金をいただいて芸で返すということに気がつきだすと・・・

ぎゃー 恐ろしやー

それほどの責任感があると思います。
初めて踊りを見にくる人もいるかもしれない、その人にとっては自分の踊りが「ダンス」のバロメーターになる訳ですよね。
アーティストというのは恐ろしい職業です。


舞台上で描くということは「ただ描く」のとは話が違うと思います。
まして昨日の設定だと完全に配置がメインにされている。
一挙手一投足が見つめられる訳です。
歩き方、筆の持ち方、手首の使い方、間の取り方。
それらの行動が全て見世物になってしまう。

これはこの後に出てきた装飾のnidさん?にも言えることなのですが
舞台上では歩くということ、動くということが見世物になってしまうのです。

そこらへんが特にかっこよかったのが茂呂さん。
歩き方、待ち方、動き方、在り方。
スマートで無駄がなく、かっこいい。
もちろん他のミュージシャンの立ち居振る舞いも素敵でした。
音楽がよければいいだろ、って訳にはいかないんだと思います、ライブアーティストというのは。

歩きかたがだらしないと、舞台全体がスマートに見えなくなってしまう。
意外と歩くということは難しいのですね~。

という訳で、ライブペイントってのは難しいな、と。
あと時間の制約があるというのも、なんかもったいな気がします。
絵の世界は無限なはずなのに、時間の制約があると有限になってしまう。
対象が大きい場合は白紙から始めないで、ある程度の素材から始めるのも手じゃないかと思うんですけどね。
そこに在った絵が、時間とともに変化していく様。

なんにせよ、ライブペイントというものは改めて演出が難しいなと思いました。
ただ、素材やその後の使い方が面白かったので、きっともう少し工夫を重ねればもっとよくなるのでしょうね。
あとはもっと「絵じゃなくてよい」気がしました。
これは個人的な意見ですね。


たとえば
精神を統一して ただ一本の 線をひく
という行為も技量次第では十分面白いと思うのです、ライブでは。



続くnidさんの演出は素敵でしたね。
気持ちを一度リセットしてくれました。
ただ、少し時間が長かったので気持ちがリセットを通り越して少しさめてしまいました、私の場合。
あと、足音というか靴の音が結構していたので、靴は履かないで静かにゆっくりと動いたらもっと素敵だなと思いました。


そんで最後のセッションは良かったです。
kickが爆発していましたね。
彼はセッションになると天才だと思います、本物のフリースタイルチンパンジーですよ。
前半うだうだ書いたのは「作品」でのお話。
セッションになると水を得た魚です。

あとは今後「作品の世界」でkickがどう自分を確立していくのか。
これができたら彼はマジで無敵だと思います。


あー疲れた。長文すぎじゃないですか?これ。
これ書くのに90分くらいかかっていますよ・・・とほほ
これもある意味愛ですね・・・


一つ思うのが、観た人の役割。

今は何でも口コミの時代じゃないですか。
楽天市場でもお客さんのレビューは見るし、企業がいうSNSが大事ってのも口コミが大事だからですよね。

舞台芸術の世界も同じではないかと思うのです。
舞台を観た方がblogなどで積極的に批評してもらえれば、観に行かなかった方は気になるし
主催側も励みになるし(たまにムカつくだろうけど)、絶対に広がると思うのです。
自分だったら公演などを主催しても、何も反応がなければさみしい気持ちになります。
例え批判でもあった方がいい。


なので、できるだけこういうことは書いていこうと思いました。
これを読んだみなさんも、何かを思っていただければ幸いです。
昔は「評論家ってなんか嫌なやつらだなー」とか思っていましたが、大事なんですよね。


最後にいろいろかかせていただきましたが、面白い試みの公演でした。
何かを感じなければこんなに長文書きません~
つっても本当は即興のこととか、表現のこととか、まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが・・・
さすがに疲れたので

とりま
もっとこういう試みがたくさんあるといいですね。

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書き込み失礼致します。
私は9/30のプレイベントに伺いました。
プレとは言えお客様から時間とお代を頂き
足を運んでいただいている。というのを考えますと、甘い。と感じましたので
今回はあえて、見に行きませんでした。
もやもやするのではないか…と思いましたので。
ですが約一ヶ月で何処まで高めることが出来るのか大変気になっておりました。
感じ方は人それぞれ…ではありますが、
様々な角度から物事を捉えられるようにしたいものです。


私も彼らの今後に期待しております。楽しみですね

それでは長文になってしまいましたが失礼致します。

No title

roteさま

コメントありがとうございます。
UNIVASのイベント紹介がメインのため、あまりコメントをいただけるブログではないのでコメントをいただけて嬉しかったです。

プレイベントのことは存じませんでしたので、検索させていただきました。
出演者を見た限りでは、どうやら今回の第2部にあたる部分が行われたようですね。
プレを見ていないので、1ヶ月でどのくらい高まったのかはわかりかねますが、何となくそこまで中身は変えていないような気がします。
全員で作りこんだ作品というよりは、即興であったり個々の表現を重視(もしくは尊重)したパフォーマンスだと思いましたので。

今後どのような活動をされるのか楽しみですね。
個人的には即興よりは作りこんだ作品を見てみたいです。

コメントありがとうございました。
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